2023年度 難関大通年化学講座 受講生募集のご案内

ナレッジメイトでは、1月より、新高1〜高3生を対象とした通年化学の講座を開講いたします。この講座では、1年をかけて、高校化学基礎の学習を0から始め、受験レベルの化学の学習までを全て終えます。まだ学校で高校化学の授業が始まっていない新高1〜2生の予習目的としても、また、すでに学校で化学(基礎)の学習を始めている新高2〜3年生の受験対策目的としてもご受講いただけます。

なお、受験生の受講者に関しては、季節講習では、志望校・模試対策のための発展学習を行います。また、受験期には、受講生の志望校に特化した志望校別の対策授業を実施し、大学受験対策までしっかりとサポートしていきます。

当講座に参加し、指示にしたがっていただければ、他に化学の受験対策をする必要はありません。以下の講座内容をご覧いただき、参加を希望される方は、お問い合わせフォームまたはお電話でお申し込みください。

●新高1〜2生の方へ

高校では、いよいよ本格的な化学(基礎)の授業が始まります。当講座に参加することで、日頃の学校の定期テスト対策、大学入試に対応できるレベルまで化学の知識をつけることができます。推薦入試を見据えた内申対策をご希望の方、いずれ来たる大学入試で化学を得点源にしたい方、今の段階から化学を受講することは決して早いことではありませんので、積極的なご受講をお待ちしています。

●新高3生の方へ

高2の冬からは、いよいよ本格的な受験勉強が始まります。残りあと、1年と少し。悔いの残らぬよう、最高の結果が出せるよう、自分のできる最大限にチャレンジしましょう。

通年化学講座


対象

・国立大・早慶・SMARTを始めとする、難関校現役合格を目指す現高2,1生,中3生

・定期テスト,内申対策を主な目的として、まだ高校化学(基礎)の学習を行っていない現高1生,中3生

開講日

毎週土曜日 19:30〜20:55

受講料

通常授業の指導料(高等部 少人数制クラス授業料)に準じます。

講座概要

※あくまで目安ですので、受講生の進度や習熟に合わせて前後することがあります。

●「化学基礎」

第1講 純物質と混合物・単体と化合物

第2講 物体の三態と粒子の熱運動

第3講 原子の構造と電子配置・イオン

第4講 周期表と元素の性質

第5講 化学結合

第6講 結晶の分類と性質

第7講 物質量

第8講 化学反応式と質量関係

第9講 酸・塩基とpH

第10講 中和反応と塩

第11講 中和滴定

第12講 酸化・還元

第13講 金属のイオン化傾向と電池

第14講 物質の利用(無機物質)

第15講 物質の利用(有機化合物と高分子化合物)

●「化学」

第1講 結晶格子

第2講 ボイル・シャルルの法則と状態方程式

第3講 混合気体,理想気体と実在気体

第4講 分子間力と沸点,蒸気圧

第5講 溶液の濃度と溶解度

第6講 沸点上昇と凝固点降下

第7講 浸透圧,コロイド溶液

第8講 熱化学方程式

第9講 ヘスの法則

第10講 電池

第11講 電気分解

第12講 反応速度と化学平衡

第13講 電離平衡と溶解度積

第14講 1族(アルカリ金属),2族元素とその化合物

第15講 両性元素とその化合物

第16講 遷移元素とその化合物

第17講 金属イオンの反応

第18講 炭素・ケイ素,窒素・リン

第19講 酸素・硫黄,17族(ハロゲン)元素

第20講 有機化学の基礎

第21講 炭化水素

第22講 アルコール,アルデヒド,ケトン

第23講 カルボン酸,エステル,油脂

第24講 芳香族炭化水素

第25講 酸素を含む芳香族化合物

第26講 窒素を含む芳香族化合物

第27講 合成高分子化合物

第28講 糖類

第29講 アミノ酸とタンパク質

第30講 繊維,酵素,核酸

※季節講習や入試期には、受講生の志望校に合わせた入試対策を行います。

担当講師からのメッセージ

理科で化学を選択される(された)生徒さんたちへ

化学は日常生活の身近なモノを扱うもっとも基本となる科目です。

生物にも物理にもつながっていますので、化学を知っていると非常に便利です。

大まかに、理論化学、無機化学、有機化学の3つから成ります。

理論化学は、身近な物質がどのようにできているか、気体において圧力や温度、体積といった条件を変えていく計算問題、酸性・アルカリ性の仕組み、電池・電気の便利さなどを学びます。基礎知識を前提に主に計算問題がメインとなります。

無機化学は、化学反応式の暗記というイメージが強いですが、式の仕組みを考えて覚えれば決して難しくありません。例えば工業的に大量生産したい物質があるとして、なぜそうする必要があるのか、使用理由や実用性に目を向けて、丸暗記をなるべく避けたいと思います。

有機化学は、化学の最後の分野に位置づけられているため、人によっては難しいイメージがあります。でも実際はその逆です。一度仕組みをきちんとマスターすれば、テストでも得点源になります。理論化学で学ぶ電子の動きに注目して反応を見ていきます。

丸暗記という言葉を使いましたが、もちろん絶対に覚えなければならないものもあります。でも人間には限界があります。覚えるところは最小限にとどめて語呂合わせなどを使って工夫し、自ら反応式をどんどん組み立てられるようにしていき、暗記量を減らします。(自身、暗記がとても嫌でしたので・・・)

教科書は辞書、図鑑のような扱いで、実践的に問題を解いていった方が実力はつくものだと思います。

ふだん使用するテキストで足りないところは、自らが過去に受験で使っていた参考書などから抜粋してカバーします。

頑張って一緒に学んでいきましょう!

途中入塾について

途中ご入塾いただくことも可能です。お問い合わせフォームまたはお電話からお申し出ください。なお、必要に応じて、担当講師との個別面談や事前の体験授業を設けることも可能ですので、まずは一度お問い合わせした後にご相談ください。